CADとGIS図面のイメージ画像

CAD図面やGISデータの作成編集

概要

公共事業での電子納品の中で図面についてはCADデータファイル交換フォーマットでSXF(SFC)が開発されて現在のバージョンはVer.3.1となっています。
SXF対応のCADソフトウエアが各社から発売されて、現在ではほぼ100%のCADデータがSXF仕様で交換されています。

GISデータの場合には、地図(図形に位置情報を持たせたもの)に属性情報(文字<用途>や数値<面積>など)を持たせたデータになります。
CADデータのように単純な図形データではないので、開発各社で独自形式になっています。一般的に知られているのはシェープファイル(ShapeFile)が有ります。国土地理院でも基盤地図情報としてJPGIS(GML)形式がダウンロード出来ます。
基盤地図情報を利用する場合は、利用者登録が必要です。
(測量法上の手続きが必要な場合が有ります)

また、国土交通省からは土地分類などのデータがダウンロードでき、そのファイルを使用する場合には注意事項がありますのでご注意ください。

フリーでオープンソースの地理情報システムQGISを動画で紹介しています。

CAD図面作成例(公図連続図)

紙図面をスキャニング

合成したラスタ図面

全8枚の紙図面をスキャニングして全体範囲を合成したラスタ図面です。
黒色の四角枠線がトレース範囲です。

図面に書き込む情報のデータベース化

土地の文字情報をデータベースに入力

図面に書き込む土地の情報をAccessを使用して入力します。入力が完了したら入力済みデータをExcelに出力しておきます。

CADで筆界トレースと地番を作図

筆界トレースや地番などを作図します

ここではHO_CADPaoを使用して作図します。
最初に筆界のトレースと地番のみ作図します。

ExcelからCADへ土地情報を出力(アライアンスからダウンロード)(動画解説はこちら

Excel上に入力されている土地情報

データベース化された情報
Excel上の「開始」ボタンを押すとCAD図面に必要な文字情報が作図されます。

Excel上の情報が作図されました

Excel上の情報がCAD図面に反映されます。
詳細は、下記の「キー検索文字作図ExcelForHOCADPao」を参照

CADソフトウエア HO_CADPao

概要

測量関係で以前から知られていたフリーソフトHO_CADが、2011年に機能アップしました。

ソフト名もHO_CADPaoになり、提供形態もフリーソフトから「会員制(HO_CAD アライアンス)のソフトウエア」に変更されました。入会時に1万円が必要になりますが、機能を考えれば十分満足できます。

入会するとHO_CADPao本体やオフィシャルガイド、サンプル図面、サンプルVBP(VBスクリプト)などがダウンロードできます。

会員のための「FAQ」・「Upload」などの「コミュニティー」が複数存在し、会員同士の情報交換が出来ます。「Upload」は、会員が作成したVBPやExcelVBAを利用してHO_CADPaoをコントロールするシステムなどが利用できます。

※2013年7月に機能追加がありました。 地籍フォーマット2000データのインポートとエクスポートが出来るようになりました。

※2013年6月に機能追加がありました。 AutoCADのDWGファイルを直接開くことが出来るようになりました。これにより他のソフトで変換することなくAutoCADのDWGファイルを扱うことが出来ます。

縦横断作成SIMAExcelForHOCADPao(アライアンスからダウンロード)

縦断図画面

Excelのシートに入力、又はSIMAファイルからインポートした縦横断データから自動的に縦断図、横断図を作成することが出来ます。CAD製図基準に対応したレイヤ分け、色分け・線種に対応しています。

作図された縦断図

図面の外枠からタイトルボックス、帯部や現況線など、指定した条件で自動的に縦断図が作図されます。
同様に、横断図も入力されている横断本数を指定した一枚当たりの行列数に作図し、複数枚の横断図を作図する事が出来ます。

縦横断作図の詳細はこちらのページ

キー検索文字作図ExcelForHOCADPao(アライアンスからダウンロード)(動画解説はこちら

検索キーによって文字を追加作図します

検索キーと合致した図面上の文字に追加情報を作図します。
HO_CADPao上に作図された文字列をExcelの「A列」の文字列で検索して、HO_CADPao図面で見つかった時には「B列」から「空白列」までのデータを追加作図します。

三斜ヘロン面積計算(アライアンスからダウンロード)

三斜とヘロンの面積計算

HO_CADPaoで開いている図面に作図されている三角形エリアの面積を三斜法またはヘロン法で求めます。三辺の距離を作図、高さの線分と高さの作図、三斜番号の作図、求積表の作図まで行います。
標高(Z座標)を考慮したヘロン面積計算が出来るようになりました。これにより、法面などの斜面の面積計算が可能になります。

三斜ヘロン面積計算の詳細はこちらのページ

HO_CADPaoの操作方法を動画で解説しています。

HO_CADPao 動画で解説(1)

HO_CADPao 動画で解説(2)

フリーオープンソースソフトウエア地理情報システムQGIS

概要

 GISとは、(国土地理院のホームページより引用)
「地理情報システム(GIS:Geographic Information System)は、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術である」
(引用終わり)
 簡単に書くと、「地図に表示されている地物(点・線・面)は属性(名称・面積・長さ・写真・CAD図面・文書etc...)を持っていて、見たい情報を検索・表示・分析する事が出来るシステム」と言うことになると思います。

 建設や不動産関連での情報を考えた場合には、特に「場所、形、大きさ、距離、」などの地理(地図)に関係する情報が多く、また重要な情報である場合が多いです。
 GISは、この様な地理的な情報をディスプレイに表示したり、必要であれば希望の縮尺で紙に印刷して視覚的に確認する事が出来ます。
 GISが単に地図の表示や印刷するシステムと異なるのは、例えば「複数の地点が存在して、各その地点から500mの範囲に存在する建物を検索する」と言う処理を行う場合に、この手順の事を「バッファを生成して空間検索する」と言い、この様な課題があった場合にも比較的簡単な操作で目的を達成することが出来ます。
 その他にも便利な使い方として「ファイリング」があります。簡単な例として、不動産物件を地図上に作図(点)して、その物件に関係する文書や図面(重要事項説明書PDF、現地写真JPG、CAD敷地図面SFC、CAD建物図面JWW...etc)を関連付けさせれば物件周辺の状況を判別しながら地図上の物件アイコンをクリックして登録済みの情報に素早くアクセスすることが出来ます。
 この方法は物件の文字情報から文書や図面にアクセスする方法とは根本的に異なり、最初に地図があるので視覚的に目的の物件にたどり着き、更に周辺の状況も把握出来るので効率よく目的を達成することが出来ます。

QGISを使用したシステムを動画で紹介しています。

QGISを使ってみましょう動画1~動画4はこちら

QGISを使ってみましょう動画5~動画9はこちら

QGISを使ってみましょう動画10~動画13はこちら

QGISを使ってみましょう動画14~動画18はこちら

QGISを使ってみましょう動画19~動画22はこちら

Geopaparazziを使用したシステムを動画で紹介しています。

Geopaparazziを使ってみましょう動画1はこちら